うちの現場の若者を見ていると、自分の新入社員のころを思い出す。
最初の現場は、シールド現場。発進立坑から事務所まで離れている上、切羽まではさらに距離がある。
昼休み、少し長めに現場を行い、12時半頃に現場をあがると、事務所についたら40分過ぎ。
あと20分で、昼飯を食べて打合せ簿を書かなければならなかった。休憩する暇なんて全くなかった覚えがある。
さらには、いつも上司達は爆睡していた。このころ「なんで少し手伝ってくれないんだろー!」と思っていた思い出がある。もしかしたら、少し恨んでいたかも(笑)。
最近、同じような光景に感じているかもしれない若者たち。
ちなみに、当時の私は、飲んでいる時に、この件について訴えたことがある。
返ってきた回答は、「おまえが忙しくしているのは知っているが、根を上げない、手伝ってほしいと言ってこないからだ」と。
10数年以上前のことであるが、明確に覚えているし、この件があったからと言って、特に変わることもなかった。が気持ちは整理された覚えがある。
建設業の若者諸君、がんばっている姿は必ず見られている。そして助けを求めれば、助けてくれることであろう(環境によるかもしれませんが)。
泣き寝入りせずに、打ち明けることは打ち明けて、明日に向かってがんばってほしい。
そして、謝るときは、きちんと謝ろう!